NHKの番組である。
こんばんは。山本宏文です。

NHKの番組「ファミリーヒストリー」について書こうと思う。

　登場人物の歴史を根掘り葉掘り調べ上げ、本人に伝えるとともに見ている人がそのドラマ性に感動するという仕掛けの番組だ。いつも最後は涙している自分がいる。
　
　祖先を遡って調べ上げるということはプライバシーが丸裸にされるということでもある。
　
　今日の取材対象は森進一。ほんのちょっとのタイミングで今の自分が存在していなかったことを知るのは定番。今回も父親になった人が海軍の軍人でトラック島への大空襲の直前に内地へ転属になったこと、母親が三人の子供を連れて電車に飛び込もうと思っていた時に易者に「3人の子がやがて世の中のために働く」と言って思いとどまらせた事（これはちょっと眉唾だが）というエピソードが語られていた。
　
　NHKの取材力が半端ないのでその人がタテヨコナナメの3次元浮遊物となる。その人のバックグラウンドを知ることで全く見方が変わる。覗き見ではなく限りなく真実に近い過去が描き出されることへの共感というかシンパシーは半端ない（あくまでも個人の感想）。
　何よりも強く思うのは、ここまで調べ尽くしてくれて、そのうえ画像にまで残してくれる。孫子の代にも語り継ぐことができるのである。個人の力でここまで調べ上げるのは不可能なのだ。羨ましいなあ。
　
　かくなるうえは自分もNHKが調べてくれるような有名人を目指そうではないか。（な～～んてな）
　
　お後がよろしい様で

PS.NHKオンデマンドはすばらしい。番組を後からいつでも何回も見ることができる。我が家のTVにはアマゾンプライムがインストールされていて、その中でNHKオンデマンドが見られるようになっている、リビングには厚さ4ミリの65インチ有機ELテレビが壁に張り付いている。もう購入してから3年。20年前、「ここにはやがてテレビが張り付くから」の予言通りになった。Wi-Fiもつながり無敵のディスプレーである。余談に余談が重なってしまい、申し訳ない。