「安曇野通信」　ブログとYouTubeを連携して楽しんでいただけるように始めました。

長文になりますがお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

　都会の喧噪から逃れにやってくる場所。
　定宿にしているアンビエント安曇野。
　かつて、職場の共済組合が法人会員で格安の施設だったので泊まりに来てみたところはまってしまった。２００９年の８月から、１２年を数える。最初に来たときから気に入ってしまったのである。気に入ったというか気が合ったと言うべきか。

　その共済が4年前に法人会員を止めてしまったため、格安ではなくなったが、年に1，2回は利用していた。
　そして、今再び法人会員となり（この4月から会計年度内職員として埋蔵文化財センターで働き始めて神奈川県厚生福利振興会に入会した）格安での宿泊が可能となり、とりあえず、年中格安（素泊り）で利用できるようになったので、矢も楯もたまらず今回のツアーとなった次第である。

　5月21日仕事終わりに旅立ち約4時間の後に到着。
　旅で一番大事なのは食事。今回は4泊5日の長丁場。食事だけで12回を数える。はたしていかなることとなりますやら。

　今回の新装備はアップルTVだ。我が家では常にテレビからBGMが流れている。それも、YouTubeのチャンネルにアクセスして流しているのである。四季折々、一日の時間帯に生活スタイルにあわせてテーマごと音楽がアップロードされているので便利だ。食事時は定番となっている。これをホテルの部屋で再現することを目的に導入してみた。いままでアップルTVはLANケーブルでしか使えないと思っていたが、Wi-Fiでもつながることに気づき（やっとかい！）持参した。

　大正解。一昔前とはホテルのWi-Fi環境が格段によくなっていることはこのところのホテルライフで実感していた。というかどのホテルでもWi-Fiは無料で利用できることが当たり前になっているよね。

今日は最終日5月24日。
振り返ってみる。
5月２２日（金）ガールスカウトの日　
　仕事終わりに16時能見台出発。安曇野スーパー（デリシア）で買い出し。スシロー豊科店で夕食。21時ホテル着。鍵をもらい部屋へ行くとなんとトラブル。禁煙室の予約をしていなかったのである。部屋に入ったとたんたばこ臭。フロントに交渉して414号室に入る。４階は初。眼下に安曇野市街が見下ろせる絶好のロケーションだった。　よし、ここなら朝昼晩の景色を撮影しても面白いな（実はこの旅行の直前にソニーのコンデジ１００Ⅲをヤフオクで手に入れていたのでコンデジ動画撮影がこの旅行のミッションだった。）と思い就寝。

５月２３日（土）キスの日　
　今日は一日部屋で過ごす日。奥さんはパソコンで仕事を始めた。私は大浴場へ。ここは源泉掛け流しではないが源泉から引いて循環させて使っている一応温泉。前回３月に来たときにはサウナは使用禁止だったが使用可。さっそく利用した。大浴場貸し切り温泉だった。朝はスーパーで買った食材ですませ、昼も同様、夜も同様。パン（スイート）と円あげ（安曇野市民のソウルフード！）を求めて下界へ出かけたのみでホテルの部屋で過ごした。アップルTVが威力を発揮。家のリビングの空気感。朝昼晩の撮影も完了した。明日は朝日の撮影ができたらいいなあ。と思いながら就寝。

５月２４日（日）
　目が覚めたらちょうどライジングサンのタイミング。20分ほど撮影。朝食を昨日購入しておいたパンで済ませ、１０時３０分からげんきDoのミーティング。LINEとZoomを使ってのリモートミーティングだ。次回はリアルで集まろうと決めて閉会。今日はこのあと昼食は行きつけのそば屋つばくろ。夕食はちひろ美術館からのレストラン「スタジオ－ネ」（ここは３月に発掘したイタ飯屋）途中八面大王の足湯からのSEIYU穂高店で円あげをゲット。８時ごろ帰ホテル。午後に２回違う場所で虹に遭遇。夕方にわか雨。

５月２５日（月）
　今日は何も予定を決めていない日。部屋で朝食・昼食を済ませて烏川渓谷へこの辺は森林エリア。キャンプ場のある渓流エリアへはじめて足を伸ばした。そこには別世界が・・・。
　国営アルプスあづみの公園（堀金・穂高地区）へのエントランスロードから右方向へ分岐を進むと烏川渓谷緑地ゾーンへ入っていく。神木と思われる木々に囲まれた山神社を左手に進むと整備された公園が現れる。親水公園（道からは見えないが）そしてキャンプ場とほりでーゆ四季の里というホテルが整備されている。
　そこから、さらに林道が奥へと延びている。急にポツンと一軒家のロケハンが通るような道になり、行く先に少々不安を覚える。渓流を左に見ながら進むと橋が出現。左の崖からも水がしみ出して道路に流れている。不安はさらに増大するのだが、以外と交通量が多い。タクシーまでもが山に入っていくではないですか。これは先に何かあって道路がきちんと整備されている証拠。意を決してさらに山道を進むとどんどん左側の渓流が道に近づいて来る。
　「延命水」の看板がある付近で沢に降りてみた。自然が作り出した見事な渓流がそこにあった。昨日の雨でかなり増水して荒々しい水流であった。わずか３０分走っただけでこの景色に出会えるなんて思ってもいなかった。左に渓流、右に岩から染み出た水が４つの滝となって流れ落ちるマイナスイオンが充満している。これから先は山に入っていくので今回の探検はここで終了。

　次なる目的地は大王わさび農場。NHK連続小説「おひさま」で有名になり今や安曇野の象徴ともいうべき風景も一応押さえておきたかった。あと、「あらぎりわさび」の購入。前回来たときに次男にたのまれて買っていったのに渡し損ねて賞味期限切れに・・・。
　公園からわさび農場に行く道の途中、昨日行った「すいーと」でおやつと相成った。昨日は夜でわからなかったのだがここの庭でのイートインスペースが絶景。北アルプス常念岳が真正面ドーンって感じ。ガソリンスタンドに続く絶景ポイントに認定。

　大王わさび農場の次は一昨日レストランで情報をいただいた地元食材が豊富にそろっているというスーパー「つるや」へGo。安曇野市の隣にある池田町へと車を走らせると･･･。信号機のある横断歩道にあの人形が！12年前に、訪れたときには松川町でそこかしこで見られた「安全横断さん」ではないですか？そのときからあのインパクトは不変だ。たしか珍百景に出演していたんじゃないかな？あとで撮影だねと言いながら、「つるや」へ。ここで私が注目したのは自社ブランドのジャム。

その種類が半端ない。次に来たときには大量購入しよう。とりあえず試食用に「花豆あん-あんバター味ｰ」を

購入。夕食も地元食材しばりでget（昨日食事に金をかけすぎた）。

ここからはさらに一週間後に書いています。
５月２６日（火）
　チェックアウトタイムギリギリの１１時まで滞在。帰路は前回同様北信濃回りに決定。全行程２３０キロ７時間半のドライブとなる。安曇野インターから長野道にのり、更科から上信越道豊田飯山で高速を降り、飯山駅近くの「イナリ食堂」へ何でも大盛りの店らしい。先に来ていたお客さんさんが食べていたカツ丼に度肝を抜かれた。写真のとおりじゃん。どんぶりの上にカツが３階建てに乗ってる～。

　少々の不安を感じながらもやはりここは「カツ丼」でしょ。二人で食べればよかったものを、焼きそばまでたのんでしまった。食い意地の張っている夫婦である。食べきれなければ折り詰めも可能と知りつつも限界まで詰め込んで下を向けない状態になっていた。

　逃げ出すように店をでて、ドライブ再開。千曲川を右に見て爽やかな風に吹かれながら走るはずが、満腹を遙かに超えた状態で苦しい早く休憩をしたいさすがに千曲川の道の駅は近すぎ、新しくできた野沢温泉道の駅で休憩となった。全くの山の中道の駅、新しくて快適だがお客は来るのだろうか・・・。などと心配をしつつ奥信濃へ下っていく。
　橋を三つ渡り、トンネルを三つくぐり秘境栄村へ。道の駅で山菜をgetと思いきやなんと定休日。確かに野沢温泉でも山菜は根曲がり竹しかなかった。タケノコ汁の主役であるが。後は津南を抜けて十二峠を越え湯沢から（今回は石打から）関越自動車道　大泉で外環にのり美女木で首都高からトンネルで湾岸線に出て幸浦出口で降り自宅へ。到着は予定通り１９時であった。以上４泊５日の旅であった。

しかし、最終日の７時間半のドライブはさすがにこたえた。長期休暇の場合は最終日は欲張らず家で過ごすことにしよう。

　安曇野を静止画、動画で撮って、BGMを即興でつけて（いただいてもちろんAtsukoさんに）作品にし、紀行文風のブログをのせよう。という密かなミッションが完成しました。
　本日（6月1日）「安曇野通信」と題してVol.1から6までの作品をYouTubeチャンネル「文屋万望」にUPしました。限定公開としているので、URLをお知らせします。

安曇野通信Vol.1 安曇野点描　スライドショー＋即興BGM
https://youtu.be/vrLrLXegWJM

安曇野通信Vol.２　いわさきちひろ公園にて　動画＋即興BGM
https://youtu.be/al_tc7Jhm2M

安曇野通信Vol.３　烏川渓谷　動画＋ライブ音源（渓流の轟音？入り）
https://youtu.be/HQu1IklGNcs

安曇野通信Vol.４　蓼川水車小屋　動画（里を流れる穏やかな水流）＋ライブ音源
https://youtu.be/Wrmg1NAuEeg

安曇野通信Vol.５ かえるの合唱　動画（真っ暗な夜）＋ライブ音源
https://youtu.be/oY3M_I_2ZWU

安曇野通信Vol.６　サンライズ　動画（日の出から20分間）＋即興BGM
https://youtu.be/Eudultvsd_g

安曇野通信Vol.1~6(長尺56分もの)
https://youtu.be/gsGpPZsZj3Y