まんぼうひまなし

たまちょこと山本宏文の いま伝えたいこと。

学校のリーダーとして

小中学校の管理職の先生にお願いがあります。

 4月の臨時休校が始まって1週間ぐらいたってから、若い先生達が子どもたちとつながるための方法を必死で考え、実行しています。しかし、若い先生達の前に学校という組織が立ちはだかってしまうのです。周りの先生方にも少しずつ伝わり初めてきてはいるのですが、限定的かつ遠慮がちな実践になりがちです。「子どもとつながろう」という単純かつ明快なテーマなのにです。

 たぶん現在の管理職の先生方は私と同世代だと思います。同世代だからなんだと言われてしまえばそれまでなのですが、僕らの世代は、三無主義とか言われて上の世代の人たちからは非難もされましたが、昭和の良い時代に青春を迎え、物質的にはなに不自由なく自由な生活を謳歌してきました。自分は主管教諭にもなれずに平教員?として退職を迎えましたが、同世代のよしみとしてのおねがいさせて下さい。

 リーダーシップを発揮するのは今です。若い先生たちに「子どもとつながるための工夫をしている全国の先生たちの情報を3日で集めて報告してくれ」とお願いまたは指示して、今自分たちができる最善の方法を一緒に考えようと投げかけてください。私は定年退職してはや3年目に突入していますが、これからの学校教育を担っていくのは若い人たちである事は疑いのない事だと思います。この困難な状況に立ち向かい解決策を見出して5年10年と子どもたちを任せていく存在として、ジャンプアップのまたと無いチャンスではないかと私は考えます。お願いです。若者を信じて一緒に子どもとつながるスキームを自分たちのできる実践を始めましょう。

 それから、管理職同士の横なつながりも大切です。どのような方法で情報交換をしているのでしょうか?月一の校長会はオンラインでできているのでしょうか?できていなければ、若者に聞いてくださいどんな方法があるのか。

 現場は厳しくともすれば思考停止に陥りがちな毎日ですが、子どもたちのためにできることは、とにかく子どもと先生を保護者をつなぐ方法を確立することだと私は考えています。その上で、半年間は満足な学習指導ができないことを前提として先の見通しを立てていただければ若者も働きやすくなります。

 自分如きがそんな立場ではない事は重々承知の上でお願いしています。

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