まんぼうひまなし

たまちょこと山本宏文の いま伝えたいこと。

山口県山口市仁保

日本一安全な場所

おはようございます。山本宏文です。

新聞記事で思い出したことがあったのでテクストを起こしました。お付き合いください。


 自衛隊に宇宙部隊が創設(発足)された。


 何故にこの時期に?とも思ったが、予定通りの今年度予算執行なのでしょう。またもやアメリカ軍との協調を掲げていますが、内田樹氏に言わせれば、植民地としてのふるまいということになるのでしょうね。


 いや、今日はこのことの是非について論じるつもりはなく、「日本一安全な場所」についての論考です。今日読んだ新聞記事の中で「山口県にあるパラボラアンテナを使用して」という箇所で田んぼと山しかない場所に突如として数多くの(調べたら23基)パラボラアンテナが出現するという驚きの光景が蘇りました。あそこか。あそことは山口県山口市仁保中郷です。2年前に母方のルーツを調べに山口県へ旅した際にたまたま通りかかった地なのです。


 実はこの仁保の地は鎌倉時代に平子氏(たいらご/たいらこ)が地頭として納めていた土地で、同氏は相模豪族三浦氏の一族と云われ、平子重経は源頼朝の挙兵にしたがって石橋山の合戦などで功を挙げ、その恩賞として周防国吉敷郡の内、仁保・深野・長野・吉田・恒富、佐波郡多々良の地頭職を賜り、仁保庄に下向した。とされている場所なのです。平子氏は現在の横浜市磯子区に拠点を持つ豪族で仁保にはその治世(360年間)を讃える石碑までありました。戦国時代は大内氏に仕えていたという事で、母方のルーツである右田(母の旧姓は御郷である。右田氏は大内氏から分かれた家で、遡ればルーツは大内氏にということになるのですが)氏と同盟関係にあったわけで、その繋がりにしばし呆然とした場所でもあります。


 話はかなりそれてしまいました。なぜこの地が宇宙との通信基地として選ばれたのかという話でありますが、まとめて言うとこの地が緯度経度的に全地球的衛星通信の適地であり、統計的にみて災害の少ない場所である(日本で言えば、巨大な地震や台風そして洪水)。と言うことで、確か仁保の郷という道の駅の宣伝文句にも「日本一安全」がうたわれていたと思う(記憶違いだったらごめんなさい)。
そして、宇宙部隊が使用する軍事施設に指定されたと言う事がより安全性を裏付けたと言っても過言では無いということが言いたかったのです。


したがって、この山口県山口市仁保の地が私的「日本一安全な場所」に認定できるのではないかと、テクストをおこした次第であります。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。

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