まんぼうひまなし

たまちょこと山本宏文の いま伝えたいこと。

「大きなやかんは遅く湧く」4月20日日経新聞14面教育より

 新聞のコラム欄で感じたこと。

 コロナウイルス禍による休校が続く。子どものいない教室で配布物を整理していたら、過去の学級通信に目が止まった。「これまで担任した学級では必ず学級通信を発行し、学校で子どもたちに話したことや活動の様子などをつづってきた。児童にも保護者にも好評な記事は、かつて担任した児童のその後の話だ。中でも、とりわけ反響が大きいエピソードがある。

 給食が大好きなA男は食べている最中、とにかく落ち着きがなかった。いつも横目でおかわりのタイミングを見計らっていて、お目当てのおかずにだれかが向かうと「ちょっと待った!」とじゃんけんを申し込む。

 その目の動きとじゃんに向かう行動はとてつもなく素早かった。授業中もよそ見ばかり。窓の外を指差し「そこに鳥が止まったよ」「あっ、 モンシロチョウだ!」などと声を上げる。

 そんなA男が就いた職業は旅客機のパイロット。おかわりや授業中のよそ見で鍛えた「視覚情報に敏感に反応して対応する力」のおかげだ。計器類を指差し確認の声を上げる姿が目に浮かぶ。

 同じ学級のB男の話も好評だ。おしゃべりの絶えない子で「うるさくて困っちゃうなあ」と感じていたが、今の職業は弁護士。おしゃべりの力を弱い立場の人のために存分に発揮している。

 このような話をすると「よそ見やおしゃべりをしてもいいんだ」と誤解する子も出てくる。そこで、「苦手を生かそう」とか「大きなやかんは遅く沸く」といったメッセージを付け加えている。すると、不思議なことが。

 それまでいくら注意してもあまり変化がなかったのに落ち着きがない子、おしゃべりが多い子のの行動の切り替えがスムーズになるのだ。叱られてばかりだった行動が、状況次第で意味のある行動になることが分かったからなのだろうか、学級通信を読み返しながら、学校の再開後にどんな話をしようかと思いを巡らせている。(裕)

 この文章読んでこれ自分のクラスにも使える話。いただきって思ったんだけど。最後まで読んでみると、この先生の頭の中は春休み?って全然危機感も緊張感もない学校再開まで何にもしないの?今出す記事じゃないでしょ。って思ってしまった。

コメント

コメントを投稿

  • 名前

  • メールアドレス

  • URL:

  • コメント: