学校緊急事態宣言その2 9月開校?
2020年4月30日 (木)
こんにちは。山本宏文です。
2回続けて「学校緊急事態宣言」と題してテクストを書くことになろうとは思いませんでした。
しかし、これはどうしても今言っておかなくてはいけないと思いiPadの前にいます。
この際一気に世の中を変えてしまえ。という事なんだろうか?¿
宮城県知事の村井氏が3日前ぐらいから口にしはじめ、東京都知事の小池氏が「私の持論でございました」と賛同し、文科大臣の羽生田氏が「文科省でもシュミレーションいたしておりました。」と匂わせる発言をした。
またもや安倍政権のノイズリダクション手法なのだろうか何か大きな失敗をした時にそれを打ち消す話題を国民に提供する事によって、打ち消していくという得意技である(と私は勝手に思っている)。高級イヤフォンに装置されているノイキャンだ。簡単に言ってしまえば情報操作ってことになる。
原時点での教育現場での対応の基本は、先日も記したように「ワクチンが完成するまで子供たちの教育を保障するためにあらゆるリソースを動員して対処する」と考える。日本国憲法での学習権の保障を実現させるものが公教育と解釈しているのだが、他の解釈があればご教示願いたい。
なぜ、この時点でこのような話題が提供されるのか?よく考えれば、この政策は実現不可能であろう。9月にワクチンが出来上がるというエビデンスがないなら、口にしてはいけない。もしできるなら全ての道筋をこの時点で示すべきである。なぜ最前線の知事たちが同意を示しているのだろう。公立学校の設置者は各自治体な訳で、そのトップが9月開校を口にする事がこの時点で学校教育に関してなんらかのメリットがあるということなんだろうか?多くの自治体は口を開けば「金がない」。という事は国から金を引っぱってくるための政策?と勘繰りたくもなる。
言葉だけが一人歩きする可能性が高い。日本は「言霊」の国やたらな事は活字にすべきではない。
私も最初は冗談で「この際、9月開校もありじゃね?」(あくまでも冗談で)と言ってしまった自分をはんせいしています
政府や都道府県知事に向かって何かを訴えるのはこのブログの本意ではありません。
がんばっている教育現場の先生方に向けて「学校休校フェーズ3」と題して提案?のテクストを連続投稿します。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
コメント