まんぼうひまなし

たまちょこと山本宏文の いま伝えたいこと。

新型コロナ対策〜学校編〜 「子供たちとつながろう ALL HANDs」

 みなさん こんにちは山本宏文です。
 今日は偉そうな事を言っちゃってます。が心配のあまり書かずにいられませんでした。言い過ぎごめんなさい。

 「ALL. HANDs !!」昔、競技ヨットに乗っていた人から聞いた言葉です。彼は大海原で危機的状況に陥った時、船長が全員に向かって叫ぶ言葉だと教えてくれました。改めて考えてみると ーオールハンズー 直訳すると全員の手ですが、いま改めて考えてみるとあらゆる手段で乗り切ろう、繋いだ手を放すな、諦めるな何か方法がある。あらゆるリソースを活用しろ!という意味が込められていると気づきました。新型コロナに蹂躙されている今こそ「ALL. HANDs !!」クラスの船長である担任の先生がを叫ぶ時なのではないでしょうか。

 3月2日以来、本当に大変な毎日を送られてきました。「子供たちのために最善のプログラムを創ったと思ったら壊され、今度こそと願いを込めて新学期の準備をしたらまた壊され、もう何も考えない様になってしまった」という声が聞こえてきて。あれ?これって「洗脳」の方法じゃない?ヤバイ、そして子供たちが置き去りにされている。休校のタイミングがさらに事態を深刻化させています。クラス替えをして自己紹介もそこそこに解散。異動してきた先生たちは自分のクラスの子どもの顔を覚える時間すら与えられず、会いたくても外出自粛。私からみるとまるで学校教育が放棄されてしまったが如き現状です。

 この際全てがリセットされて新しい世の中が来る。といった言説も呟かれていますが、私はこの論に1ミリも賛同できません。公教育を担う(担っていたが正解)者として子供たちを置き去りにしてはいけないのです。今やるべきことは新しい世の中を期待することではなく、目の前にいる子供たちとつながる、クラスを起点にしっかりとしたコミュニティーを作り出すことだと思います。

 もし、自分がクラス担任だったらどうするだろう?と自分に問いかけてみました。今やらなくてはいけないことは、というか普段だったら黄金の一週間といってクラス作りに精を出していたはずです。じゃあ、この状況でクラス作りにチャレンジするとしたら・・・。まずは自己紹介から。うーん何か方法はないか?子供たちを感染リスクに晒さない。

 さらにいうと、Webを使わないで、コミュニティーを作り出す。頭を柔らかくして、最初から無理、できないと決めつけない。お金がかかってもいいと思います。できる方法を考えて管理職にぶつけてみましょう。「それは無理だね」と言われたら「じゃあ、対案をください今すぐ。」って言いましょう。あるはずがないですから、ではやらせていただきます。って書いてるうちに興奮して余計なことを口走ってしまいました。でも、自分だったらと考えての結果です。自己紹介の次はクラスの目標作りです。そして、クラスの歌を作ります。そして、再会時にはクラスの歌から始めます。

 子供たちにオールハンズの意味を伝えてみんなで手をつなぐイメージを持ってもらって、当然子供たちの背後にいる保護者にむかってもオールハンズ。学年みんなでオールハンズ、学校みんなでオールハンズの叫び声をあげましょう。「ワンチーム」では乗り越えられません。あらゆるリソースを使って子供たちといっしょにこの窮地に立ち向かっていきましょう。まずは、子供たちとつながる方法を考えて、みんなでシェアして私たちもつながっていきましょう。Webを最大限に利用して。先生方も家にネットにつながるPCを用意しましょう。スマホではツライです。

現場を持たない退職者ですが、学校教育の危機だと感じています。

今日もここまで読んでいただきありがとうございました。

次回も新型コロナ対策〜学校編〜 −その2 アナログ活用− です

コメント

  1. マック

    2020年4月25日 (土) 12:27

    「ワンチーム」の言葉に負けずに「オールハンズ」もシンプルでイメージしやすいグッドフレーズですね。
    でも、「ワンチーム」はラグビー人気の中で皆が知った言葉ですが、「オールハンズ」は海洋競技の中での言葉だそうで、残念ながら感動と共に印象深く人々の心に響く機会は直ぐには無さそうです。
    でも、たまちょの熱い思いはビンビンと伝わって来ました。
    そういう熱いものを心の中に感じたときのエネルギーが、これまでに色々なものを創り上げたり出かけたりに実をむすんできたのですね。
    もう、私はそれに何も貢献できないので心苦しいのですが、次回、新型コロナ対策〜学校編〜 −その2 アナログ活用− でも、たまちょのエネルギーを感じたいと思い楽しみにしています。

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